12月12日、東京高等裁判所にて、新潟避難者訴訟の控訴審第2回口頭弁論期日が開かれました。多くの傍聴・応援を、ありがとうございました。
原告4人の本人尋問では、それぞれの避難生活の苦悩、故郷での暮らしを失った悲しみを語り、国と東京電力の責任を求め公正な賠償をと訴えました。
裁判長が「ふるさと喪失」に関し、「土地や環境が変わったという観点と、人間関係が失われたという観点の双方があるということか」と確認する場面もありました。
被告東京電力と国側の代理人からは意地悪な質問がたくさんありましたが、原告はそれらに対し、丁寧に一つひとつ答えていました。
原告側からは、この日までに3つの書面が提出されました。
第9準備書面:2022年6月17日最高裁判所判決の誤りと拘束力及び判決の射程について
https://drive.google.com/file/
第10準備書面:本件事故前の居住地の自然的社会的諸条件が回復されていないこと
その1 避難指示区域について
https://drive.google.com/file/
社会的諸条件が回復されていないことその2
避難指示区域外について
https://drive.google.com/file/
次回期日は3月17日金曜日午後です。
ぜひ皆様の傍聴・応援を、よろしくお願いいたします。
*原告4人の主尋問の傍聴記をフリーライター吉田千亜さんが寄せてくださいました*